今年の箱根駅伝は、最終10区の大逆転劇で駒澤大学が総合優勝。大八木監督が選手にかける言葉「男だろ！」がスイッチを入れる言葉として話題に。
さて、ハレクラニフィルがつくる動画の中の言葉は、はたしてスイッチを入れているだろうか。
私たちは「どんな人にどんなふうに思ってもらいどうしてほしいのか」というゴールを描き、キャッチフレーズやナレーションを考えていく。まず決めるのは、何を言うか。何を言うかが決まれば、次に、できるだけわかりやすい平易な言葉を用い、どう言うかを考える。だから、この言葉！だから、こう言ったほうがいい！と、ふさわしい言葉を探し当てていく。
「言葉が降りてくる」なんてことは、ほぼない。ときには、会ったこともない、こんな人に伝わるといいなというその人の顔を思い浮かべて、声に出して言ってみる。繰り返し繰り返し地道に考えることでしか「スイッチを入れる言葉」は見えてこない。
届けたい人に届くように言葉を届けたいから。きょうもまた、スイッチを入れる言葉を探す旅に出る。