HALEKULANI

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ウェブに繋がる新聞広告のはなし

緊急事態宣言の期間中、この先どうなるかの予測がつかず、
1か月先の広告をどのようなトーンで作れば良いか、広告関係者にとって悩ましい日々が続きました。

その状況を逆手にとって作られたのが、この広告。

コピーの下には、
このような説明があります。
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日々状況が変わる毎日です。だれも、先のことはなにも想像できない2020。
この広告の掲載日に、世の中の空気はどうなっているのか、人々の気分はどんな調子なんだろうかと考えあぐねて、いろんなバリエーションを用意しました。
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「緊急事態・外出自粛などが、まだ継続している場合。」
「いまだ学校などが完全に再開されていない場合。」
「晴れてコロナに打ち勝ち、飲食店にもお客さんが戻り始めている場合。」等、
6パターンの事態を想定し、それぞれにQRコードを付けてウェブサイトに誘導しています。


6パターンの最初の文字がそれぞれK・I・N・C・H・Oで始まるというマニアックな凝り方から始まり、QRコードを読み込んだ先の「金鳥新聞」の完成度の高さ、内容の面白さが秀逸で、すべてのコードを順番にスキャンせずにはいられない読者が続出したようです。

掲載から1週間でこの広告に関するSNSの投稿は900万を超え、多くのネットメディアでも取り上げられて、広く拡散していきました。

その結果、同社のウェブサイトにアクセスが集中し、一時的にサーバーは繋がりにくい状況に。

ウイルス感染の状況次第で社会も人心もコロコロ変わってしまうこの時世で広告を企画するのは難しい。
斬新な発想で時世に挑み、新聞というオフラインの紙媒体からウェブサイトというオンラインのメディアを繋げた成功事例のひとつとして、これからのひとつの広告の在り方を作りました。

※画像は、KINCHO公式サイトから引用しております。