今回は、「フォーカス」についてご紹介します。
「フォーカス」は、基本的なカメラワークのひとつで、
カメラを操作するうえで必ず必要になるテクニックです。
(赤い箇所が今回のご紹介テクニックです。)
「フォーカス」とは・・・
ピントの合う点を変えるレンズ操作のことで、見せたいところを意図的に操作し強調させる撮影技法です。
基本的な手法として、「フォーカス・イン」、「フォーカス・アウト」、「プル・フォーカス」があり、撮影意図に沿ってそれぞれの手法を使い分けます。
【フォーカス・イン】
全体にボカした状態から徐々に被写体にフォーカスを合わせていきます。
「目覚め」や「思い出す」などの効果を出すときに有効な手法です。
【フォーカス・アウト】
フォーカス・インと反対に、被写体からフォーカスがずれていき徐々に画面をぼかす手法です。
「めまい」や「意識が遠のく」などの効果があり、シーンや映像の最後で使われることが多く、エンディングをイメージさることもできます。
【プル・フォーカス】
画面の奥と手前の被写体にフォーカスを移す手法です。
フォーカスを変えることによってどの被写体を見せたいかを強調させることが出来ます。
弊社で制作いたしました創建様の物件PR動画で、モデルハウス内のシーンで実際にこの手法を使用しております。
こちらのシーンは、視聴者に開放的なリビング・ダイニングを強調させるために、花瓶からソファーへフォーカスを移すことによって、室内の奥行きを表現しています。
このように意図的に見せるものを強調したい場面で、フォーカスという手法を効果的に活用することができます。
ハレクラニフィルは動画を用いた様々なwebマーケティングを展開しています。
今後も映像を作り次第、ご紹介させていただきます。