プレゼンしてもプレゼンしても企画が通らない。
なぜクライアントはわかってくれないのだろう。
これ、絶対、おもしろいのに。
思考は悪循環、モチベーションも上がらないまま、なんとなくクリエイティブが出来上がる…。
そんな経験、おありの方も多いと思います。
ハレクラニフィルの場合、常にオリエンテーションに立ち返ります。
クライアントの大切にする想いを再確認し、それをただ表現するのでなく、期待を超え、見た人の心を揺さぶるには何をすべきかを改めて検証します。
実は、四半世紀以上続いているJR東海の『そうだ京都、行こう。』キャンペーンも、当初の企画はまったく違ったものでした。
何度プレゼンしても通らず、制作側が「絵葉書にはしたくない」と言ったところ、「いや、京都は絵葉書でいいんです」とクライアントは答えたそうです。
それなら、と、いままでの方向性から舵を切り、「世界一の絵葉書をつくる」という意気込みのもとあの名キャンペーンが誕生したのです。
仕事はいつも順調に進むとは限りません。
むしろそうでない場合がほとんどです。
大切なのは「いいものをつくる」ために何ができるかを絶えず問い続けること。
私たちはそう考えます。