今回は、カメラワーク「ティルト」についてご紹介します。
「ティルト」も、前回ご紹介した「フォーカス」や「パン」に次いで基本的なカメラワークのひとつで、
動画を撮影するうえで必ず必要になるテクニックです。
（赤い箇所が今回のご紹介テクニックです。）
ティルトとは・・・
ティルトとは、カメラを垂直に縦回転移動させること。
水平な動きをするのが「パン」、垂直な動きが「ティルト」です。
Tilt・・・「傾ける」という意味です。
ティルトを使用する場面として、
➀高層ビルやマンションなどの高い建物や、縦に長い被写体の全体を見せたい場合
➁被写体をフルショット(頭から爪先まで被写体の全てが入ったサイズ)でディテールと全体を見せたい場合
カメラの動きは、下から上にまたは、上から下にという動きになります。
下から上はティルトアップ、上から下はティルトダウンといいます。
パン同様、動いている人物や乗り物、などの動きを追うときにも使われます。
＜例１＞建物を見上げる
株式会社リゾートライフ様【施設紹介動画】
0:38の建物を見上げるカメラワークです。
＜例２＞動きを追う
旅館 料理紹介 楓音 夕食 【旅館紹介動画】
0:14の箸を挙げるシーンで、動きを追うカメラワークです。
今回はカメラワーク「ティルト」の紹介をいたしました。
カメラを傾けるだけでもこんなに演出効果の違いがあります。
ぜひ、思い通りの効果を得られるように「ティルト」をマスターしてみてください。
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今後も映像を作り次第、ご紹介させていただきます。